高脂血症はどんな病気?

高脂血症はどんな病気?

高脂血症の名前は、あまり聞いたことがないという人もいるかもしれません。血液中に脂肪が増えた状態が、高脂血症と思ってよいでしょう。

 

厳密にいうと血液中の血清脂質が増えた状態なのですが、血清脂質にコレステロールや中性脂肪、リン脂質などの種類があるとわかれば、さらに理解が深まるのではないでしょうか。

 

血液中の血清脂質

 

血液の中に脂肪があるなど、恐ろしいと思う人もいるかもしれません。しかし、コレステロールや中性脂肪、リン脂質などの血清脂質はホルモンに関係するような健康に欠かせない成分です。

 

ただ、過剰に増えてしまうと、健康に支障が生じます。血清脂質は水にとけない性質なので、リポたんぱくという物質になって血液内を流れるのです。

 

その一つが、悪玉コレステロールです。高脂血症になると、動脈硬化から心筋梗塞、脳卒中などを引き起こしかねません。そのため、血中に脂質が増えるのは危険と考えられているのです。

 

血清脂質の基準

 

高脂血症と判断されるのは、コレステロールや中性脂肪の数値が基準を超えているときです。例えば、血液中に220mg以上のコレステロールがたまっているときには数値が高いと判断されます。血液中に中性脂肪が150mg以上たまっているときには、高トリグリセイド血症とされ、これも異常の範囲です。

 

悪玉コレステロールに関しては、130mgまでは正常範囲とされています。130mg〜160mgとなると境界異常とされ、160mg以上になると危険範囲とされます。

 

動脈硬化となって心筋梗塞や脳卒中などの生命の危険におよぶ病気に震えて暮らすのは、つまらないものです。血液を健康な状態にするために、生活習慣や食生活には気をつけておいたほうがよいでしょう。